ものづくり

現在、精密機械および精密加工の分野は多品種少ロット時代と言われ、高品質でより複雑な形状や特殊な加工技術が求められています。

こうした、時代のニーズ・ビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できるよう、飯田精機では、すべての製品に対して厳しい品質管理と製品検査を行っています。カールツァイス(Carl Zeiss)社の三次元測定機をはじめ、最新の測定技術を駆使し、お客様に満足いただける信頼性の高い製品を常に提供し続けています。

また、最新設備を積極的に導入すると共に、自社独自の工程進捗管理・改善提案制度などの活動を通して、生産の高速化・高精度化を実現しています。

ものづくりをする上での品質保証に対する取り組みとしてJIS Q 9100(航空宇宙産業の規格)を認証取得しています(なお、2017年11月現在、9001規格へ変更予定です)。また、お客様の信頼を得て、認定検査員に認定頂いています。


品質保証

高精度測定機器による安定した品質保証

カールツァイス(Carl Zeiss)社製のCONTURA、MC850を始めとした三次元測定機や、東京精密社製の輪郭形状測定器などを駆使し、より安定した品質保証を行っています。

定期的にメーカーによる校正を受け、測定機の品質も保っております。

また、測定を行う検査室は恒温室としており、365日温度・湿度を一定にする事で温度変化による誤差を起こさないように配慮しています。

ZEISS CONTURA

ZEISS MC850

カールツァイス(Carl Zeiss)社製 CONTURA(上)と MC850(下)

世界最高水準の空間精度を誇るカールツァイス(Carl Zeiss)社の三次元測定機。

2017年、MC850の後継としてCONTURAを導入しました。

工程内検査

不良流出防止・工程能力向上

複合加工における各加工工程で、作業者自らが様々な測定器を使用して、加工品の寸法確認を行っています。

これにより、次の工程への不良流出防止など、安定した工程能力維持に役立てています。

工程内検査

生産管理

進捗管理・納期管理・迅速かつ柔軟な対応

製造業・加工業の世界は、いくつもの製品・工程を同時に管理する必要があります。

そこで自分達の仕事に合った管理手段とするべく、市販の生産管理パッケージソフトをカスタマイズしたものに、さらに個々の進捗を常に管理する仕組みなどを、自分達で作成して取り入れました。

これにより、短納期に対応した進捗管理・納期管理や、問題の早期発見・対応による品質の維持を実現しています。

生産管理

自分達の仕事に合わせた生産管理

自分達の仕事に合わせたソフトウェアを自社開発し、市販ソフトウェアと組み合わせて運用しています。

認定検査員

信頼の実績

お客様より信頼を得て、認定検査員に認定頂いています。

認定頂いているお客様
株式会社日立ハイテクノロジーズ
加賀産業株式会社
多摩川精機株式会社

2013年4月1日現在

人材育成

技能向上

ものづくりを支えているのは、現場の熟練した技能を持つ技術者です。そのため、人材育成方針として技能向上を目的とし、技能検定を活用した、技能士の資格取得に取り組んでいます。

技能検定資格 取得状況
数値制御フライス盤1級 2名
数値制御フライス盤2級 7名
数値制御旋盤1級 1名
数値制御旋盤2級 1名
機械検査2級 9名

2016年4月1日現在

改善提案制度

より良い ものづくり を目指して

「より良いものを作れるよう」「業務の効率化」「コストダウンの推進」等、全社員が改善提案制度に取り組んでいます。